多賀城から塩竈に移動して船に乗りました。
黄色とブルーのシートが可愛い「丸文汽船」で。
そう!桂島に行きます。
あの日・・・松島湾の入り口に横たわるこの島が津波を防波堤のように受け止めました。
そのお蔭で日本三景・松島の被害は最小限で済んだのです。
桂島は漁師の住む島。たくさんの家が被災しました。
もちろん湾内の養殖は壊滅。
それが、見てください!
1年も経たないうちに湾内がワカメ、ノリ、そしてカキなどの養殖棚やいかだでいっぱいになってるのですよ!
何だか涙出そうになりました・・・
島につけば港の正面が少しにぎわってる。
訪ねた桂島の三浦さんがおっしゃるには「もう、カキを出荷してるんだ」という!
えぇ~!!
信じられませんでした。
確かに!
一口で頬張るのがギリギリなほど太ったカキですよ。
味はもう・・・(>_<)ウマイ!!
漁師さんに聞いたんです。
「まさか1年以内にこんなにカキが大きくなると思っていましたか?」と。
すると・・・「津波にあとはカキはよく太るからな」って。
あの震災の後のこのセリフですよ。
まったく海とともに生きる男たちはすごい・・・男が惚れる男だね。
「持ってけっ!」と。
目の前でむいてくれたカキを袋につめてくれたんだ。
雪が降ってきたのも忘れてるな、このにやけた顔は・・・
なんて素敵な顔でしょう、島の男たち!!
あれから1年も経たずに海に出て、生活を立て直し始めた男の中の男たちの最高の表情です!
いやぁ桂島には4回目ですが、来るたびに「ただいま!」っていう気持ちになってくる。
こんな人たちが迎えてくれるんだもん!
ということで・・・「まだ桂島の港での出来事じゃないかっ!」
と突っ込みが入りそうな展開ですみません。
スイセンの話まで行きませんでした<(_ _)>
つづく(笑)
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海で生活の糧を得ていた男は、やっぱり海の傍に戻っていくんじゃないでしょうか・・港で働いていた父親や男たちを見ていたので、彼らの海に対するひた向きな思いが理解出来る想いです。
牡蠣、食べ過ぎには注意してくださいね! -
私たちも早く、スイセンの花を見に行きたーい、島の人たちにも会いたーい!でも、真吾さん、自分のお体も大事にしてくださいね!
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